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ゴミ袋に羽を

今回は、スタッフ全員がそれぞれビニール凧制作という課題を与えられているので凧の制作に取り組みたいと思います。
最近は「ぐにゃぐにゃ凧」と呼ぶらしいこの手の凧ですが、わたくし小学生の頃に授業かなにかで作った記憶はあります。ええ、あるんです。
企画会議でそれを口にしたからには「経験者」というレッテルがつけられますので、なにがなんでも上手に飛ばさなければならなくなってきます。
企画段階からなんだか失態?

まあ、確かに凧揚げはわりとやっていたほうだったと思います。
ゲイラカイト®だったけど。
ここはいいあげっぷりを披露せねばですね、かつてのように。
ゲイラカイト®だったけど。
蒼天を舞う姿を思い出しながら、頑張りましょう。
ゲイラカイト®だったけど。

だってドンピシャ(死語)の世代なんだもの。
くどいようでアレですが、ゲイラカイト®はれっきとした商標です。
あとで商標保持会社に怒られないようにちゃんと書いときます。

さて、準備です。
連呼したばかりにうっかり違う凧を作らないように、まずは体をぐにゃぐにゃとさせて心を落ちつけてから取りかかるとしましょうか。
そのぐにゃぐにゃ凧ですが、実は詳細にどんなのだったか思い出せません。
他の皆はどんな作り方をしているのでしょうか。
きっと性格が出てるんでしょうなあ…。
気になりますが、自分なりに思い出しながら作ってみます。

【用意したもの】

まずはビニール袋。学校で作った時は、当時に多かったやや厚手の青い70リットルゴミ袋だった気がしますが、時代が時代ですので小さく薄いゴミ袋で飛ばすということになります。これはちょっとしたチャレンジですね、大丈夫でしょうか。

最初は「オート...ちくご」が商品名かと思いました

筑後市指定可燃ゴミ袋 小 10枚入りを選びました。広告入りで 200円とお値段は控えめ(のはず)、ついつい広告主の会社をネットで調べてしまいました、のせられまくりですね。
素材は低密度ポリエチレンだそうです。
炭酸カルシウムのゴミ袋よりは強度がありそうな予感がしますね。

かわいい「はね丸」くん

外袋にはなにやら可愛らしいキャラクターが。
ゆるキャラグランプリ2011にもエントリーしていた筑後市のキャラクター「はね丸」くんです、羽犬塚にかけて羽をもったワンちゃんということんでしょうか、これは良いですね。

ちなみにワタクシは羽犬塚を「はいんつか」と発音する事はもちろん羽犬塚という地名すら最近まで知らずにおりまして、小さい頃から何十年も「飯塚(いいづか)」が訛ったものだと思っていたために、両親から「はいんつかのおばあちゃんがね」と言われる度に飯塚市と脳内翻訳していたのは内緒です。
いまでも時々こんがらがって指摘される度に赤面してます。

ゴミ袋にもスポンサー広告入り。
黄色い色はカラス対策でしょうか、新聞かなにかで「カラスは人間よりとても目が良く中身を見てゴミを漁るが、黄色はカラスにとって中身が見えづらくなる」という読んだ事があります。
他の自治体でも是非やってほしいですねー。

こちらはちょっと可愛さダウン

袋にはなぜか「はね丸」くんとは違うキャラクターが描かれています。
筑後市には「チク号」なる羽犬のキャラクターもいるそうです。
ひょっとしてこれがそうでしょうか?

お次は竹ひごです。通学路で子供達の財布を狙っている駄菓子屋兼文具店で買うのがセオリーと言いたいところですが、いまはもう大人でから、ホームセンターで買ってしまいました。

竹材 3Φ  900mm 6本入りで147円なり。
記憶では、角いものを使って木工ボンドか何かでビニールに接着で固定していたんですが、今回は丸いのを選んでみました。理由などありません。軽量化とか考えてセロテープで留める事にしたので、なんとなく丸いのがいいかなあ…という程度です。

そして糸目、糸目とは凧につける糸のことです。
「金に糸目は付けない」の語源ですね。

はみ出た脇腹の肉にも巻いてみる?

一点吊りのゲイラカイト®と違って、複数箇所で吊り合わせる凧はここの調整で揚がり具合が決まります…という事は知ってるんですが、どう調整するのか詳しくは知りません!!(ドヤ顔で
つまりは勘ですね。
今回は料理糸を使ってみました。

最後に凧糸、昔は凧揚げ用にボビン巻きの棒が売ってましたよね。
ですが、ホームセンター等を探してみたもののなかなか見つかりません。
近所の文具兼駄菓子屋も品切れしてました。
うーん、100均の凧糸を筒に巻いて代用すべきか悩みます。
あげる当日まで保留としましょう。

【つくりかた】

さて、材料が揃った所でいよいよ実制作。
この時点になってようやく、どこかの清涼飲料水のキャッチコピーにかけて「はいんつか、翼を授ける」プロジェクトと勝手に命名してみました。
はね丸くんをあしらえないのは残念ですけど。

子供の頃は何となくと手本の通りに作ってました。
しかし、記憶も薄い事ですし、ここはひとつ大人らしく科学で工作を考えてみましょう。
まずは記憶をたどって図面をひいてみます。

うーん…なにかが、違う気がします。
その時、何かが頭の中で囁きました。

空気の速度差で引っ張られて浮く飛行機と違って、凧は風を受け止めて押し上げられるんだよ。飛ぶ力を決めるのは凧糸をつなぐ位置、つまり支点の高さになるんだよ。君の書いた図は支点が真ん中だから…むにゃむにゃ…。

えーっと、よくわかんないけど。
凧に当たった風を「受け流す」ことで浮くという理解で良いですか?

つまり、凧糸をつなぐ位置を少し上にずらして支点を上にもってゆけば、上が引っ張られるような形で前のめりになって、凧が受けた風が下に逃げるようになって凧を押上げ、なおかつ頭上に低い気圧の場所が生まれてより強い浮力に!! ということで良いんでしょうか?
すごいや、これがヒューストンの科学ってやつ? 翼をさずけてくれるどこかの清涼飲料水がスポンサーのF1チームで空力の魔術師と呼ばれてるエイドリアン・ニューエイさんみたい!! (棒読み)

では、我がスーパーカンピューターを動員してさっそく計算を、といいたいところですが、ここは単純に正方形の4×3ブロックで作ってみる事にします…すみません、観念してネットで検索してしまいました。

「Google 先生、凧を揚げたいです」

それにしても、ブラウン管みたいな比率ですね。
幅は45cmとれますが、1ブロックを11cm四方にしてこんな感じに。

ここまできてようやく実制作。
スペースが無いので、まいていきましょう。

ぴーんと張ってくださいな

まずは、ゴミ袋をカッティングボードにテープでしっかり固定します。
ずれると形も歪みますし、緩いとカッターで切る時にめくれます。
引っ張りすぎず、緩すぎず、適度な加減で。

定規をつかって油性マジックで図面通りに引いて行きます。

起点からきっちりと

プリントされた図柄は意外と歪んでるのでつられないように

枠線のほかに2本の骨をあてる場所も忘れずに。
平行をちゃんと引ける自信の無い方は三角定規なんかも駆使しましょう。

線を引いたらカッターで切って行きます。

先生、オペの時間です。

つい、2枚抜きしてしまいました。予備としておきましょうか。

切り抜いたら、今度は竹ひごを計って切断します。
耳につかう短い骨材は330mmの1/10ということで33mmにしてみました。

ビニールをひっくり返して、裏面にテープで骨を固定します。

留める時は机の角をうまく使うと良いようです。

しわくちゃになりやすいので慎重に、片側4箇所づつ留めました。

骨で折り合わせてみたら耳の先端が凧の「へそ」と微妙にズレてんですけど。
バランスは大丈夫かなぁ?

糸目をつける耳は、耳の骨がメインの骨と平行を保つように気をつけながらテープで留めて、骨を包むように耳を折り返してまたテープ止め。
面倒なので計らずにだいたいの位置です。
ほんと、おおよそです、てきとー、テキトー。

糸目は耳に爪楊枝で穴をあけてお料理糸を通します。
計ってみたら凧の幅がぴったり400mmに収まったので、たこが開きやすいようにゆとりを持って3倍の1200mmくらいにしましたが、これもテキトー。

糸の両端を両耳にしっかりと結んでから糸の真ん中を持ってぶら下げ、耳が揃った状態でぶらーんとぶら下がるようにバランスをとりつつ、揚げる時に凧糸を結びつける折り返しを括ります。

折り返しは括るべし

このようにバランスをとっておく

これにて完成!!
名付けて、羽犬塚 初号機。
翼を授かりました。

初号機 ロールアウト

足が無い?
ははは、やですねぇ。
男ならジオングで臨みましょう。
足なんて飾りです、偉い人にはそれが判らんのです。

さて、無事に飛んだかどうかは次回。
アディオース!!

この記事をかいたひと

「オラは来ちまっただー」と帰ってきた酔っぱらい...ではなく久留米人。 ほとんど記憶の無い「アウェイな地元」のギャップにTKOされた後、復活のリングにかけろとばかりに高良山の山頂で待つアイツ(誰?)を倒すために、道中で待ち構えているはずの強敵達を探している。 あ、世代がバレますね。

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