RSS

黄金のアイスキャンディーを食べたい!

鳥栖で昔から愛され続けている、アイスキャンディーのお店があります。
それが「八起(やおき)キャンデー」です。

 

八起キャンデーの魅力といえば、なんといっても商品の種類の多さと、アイスの棒が斜めにささっている手作り感、そして近所の子供達もついつい立ち寄ってしまうような、親しみやすい店構えですね。

 

そんな八起キャンデーで、なんと金のアイスキャンディーを食べることができるというウワサを聞きました。
金のアイスキャンディー・・・はたしてどんな商品なのか全く想像がつきません。
考えられる商品としては、おそらくアイスの型に金を流し込んで作られるか、既存の金の延べ棒に、無理やりアイスの棒を差し込んで作られるかの、どちらかだと思います。
つまり、アイスキャンディーの形をした金塊か、金塊の形をしたアイスキャンディーか、ということです。

金のアイスキャンディー

 

それ以前に、はたして人間の歯でかじる事ができるのか?という疑問もあるのですが、まぁそれはさておき。
とにかく、この曇りなきまなこで、真相を見てみないと何も始まりません。
そんなわけで、さっそくお店に行って確かめてみることにしました。

 

 

鳥栖駅から少し西側の通り(大正町)を歩いていくと、八起キャンデーはひっそりと、それでいて存在感のある雰囲気でたたずんでいます。

八起キャンデー

 

お店の前には、自慢のアイスキャンディーのメニュー表が貼ってありました。
種類が豊富ですね。

八起キャンデーのメニュー表

 

アイスキャンディー以外のメニューもあるようです。

八起キャンデーのメニュー表

 

おや?メニュー表の中には、金のアイスキャンディーが入っていないようですね・・・
実は、これは想定の範囲内です。
おそらく金のアイスキャンディーは、一般のメニューには入っていない、裏メニューということかもしれません。
金のアイスキャンディーの存在を知っている、選ばれし者だけが注文することができるシステムと考えたほうが納得がいきます。
なぜなら、金という希少価値の高いものを、ほいほいと誰にでも販売すれば、宝石屋さんの商売が成り立ちません。
餅は餅屋ということで、お互いの商品を尊重し合うことこそ、商売人の心得といえます。

 

さて、高ぶる気持ちを抑えて、お店の扉を開けてみます。
やはり店内は、なんとも居心地の良い、昭和の雰囲気が残るつくりとなっています。

 

お店の外にあった看板の裏に、メニューを書きかけて間違った痕跡があるのを見つけ、私の心は和みました。

メニュー表の裏側

 

 

席に座ると、お店の店主が出てきたので、さっそく金のアイスキャンディーを注文してみることにします。

 

 

私:「えーと、そうですねぇ・・・き・・・き・・・ミルク味をください!」

店主:「はい。ミルクですね。」

 

 

 

 

 

・・・言えなかった。
金のアイスキャンディーの情報がデマだったらどうしようとかいうのではなく、金のアイスキャンディーの存在を知っている選ばれし者という目で見られるのが恥ずかしかったのです。

でも、ここでくじけるわけにはいきません!
ミルクキャンディーを食べた後に、今度こそ金のアイスキャンディーを注文すると決心しました。

 

 

しばらくして、ミルク味のアイスキャンディーが登場しました。

アイスキャンディーミルク味

 

棒が斜めにささっているこの手作り感、いいですね。

アイスキャンディーミルク味

 

さっそくかじってみます。

アイスキャンディーミルク味

 

お・・・おいしい!
森永コンデンスミルクが大好きな私にとって、この味はジャストミートですね。
濃厚なミルクの味がヤミツキになります。

アイスキャンディーを完食

 

ごちそうさまでした・・・
とってもおいしかったです。
一息ついていると、女子高生のグループがやってきて、全員がぜんざいを注文していました。
アイスキャンディー以外にも、いろんな甘味があり、店内には手書きのメニュー表が、演歌のポスターと一緒に貼ってありました。
夏はアイス、冬はぜんざいが人気あるのかもしれませんね。

 

そうこうしていると、店主が暖かいお茶を出してくれました。

温かいお茶

 

これはありがたいです。
体も温まるし、ミルクの味を一旦リセットして、金のアイスキャンディーを食べる準備も整いました。
このままの勢いで、一気に金のアイスキャンディーを注文します!

 

 

私:「あのー、金のアイスキャンディーください!」

言った!とうとう言った!
メニュー表に載っていない、幻のアイスキャンディーを注文する選ばれし者が、目の前にこうして立っていますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店主:「ああ、あれは旭町にある兄のお店で出しているアイスですよ。私は弟。」

私:「え?」

店主:「金のアイスを出してるのは、兄のお店です。」

私:「ひょっとして、八起キャンデーは2軒あって、金のアイスはお兄さんのお店のメニューということなんですか?」

店主:「そうです。金のアイスは、値段は高いけど、味はさっきのミルクと全く同じですよ。」

私:「そうなんですね・・・ありがとうございます・・・とてもおいしかったです。」

 

 

 

私はお店を後にしました。
どうやら、なにか大きな勘違いをしていたのかもしれません。
八起キャンデーは2軒あって、今回立ち寄った大正町のお店は弟さんが、旭町のお店はお兄さんが運営していて、金のアイスキャンディーは旭町店のメニューということのようです。
なるほど、それならば八起キャンデーの旭町店に行って、金のアイスキャンディーを注文すればいいだけの話ですね。
はっきりとした答えが見つかったので良かったです。

今日は、ミルク味のアイスキャンディーがとてもおいしかったので、もう満足です。
後日、あらためて旭町店に行ってみたいと思います。

そういえば、ひとつ気になる言葉がありました。
金のアイスキャンディーの味は、さっき食べたミルクキャンディーと同じ味だと・・・
あれはいったいどういう意味なのでしょうか?

 

謎は深まるばかりです。

この記事をかいたひと

長崎県長崎市出身で、現在は佐賀県鳥栖市に住んでいます。好きな食べ物はカレーで、愛読書は赤川次郎、特技はコタツで寝ることです。アニメ好きでもあり、デジスパでは主にデザインを担当しています。

関連記事とつぶやき

関連する記事はありません。

この記事へのコメント

現在、この記事へのコメントはありません。